一面のドクダミ

庭のドクダミ取りをした。ドクダミをリカーにつけてチンキにしたり、化粧品にしたり、入浴剤にしたりする。十字型の白い花(正確には総苞片というらしい)とハート型の葉っぱ。一つ一つをみるとかわいい花である。効能もある。

ドクダミの名前は「毒矯(どくだ)み」毒を抑えるという意味に由来するといわれている。ドクダミの葉や茎を乾燥させたものは「十薬(じゅうやく)」という生薬として知られていて、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化の予防、解熱や解毒などの効果があると言われている。

花言葉は「白い追憶」「野生」

でも何といってもドクダミの特徴は圧倒的な生命力。

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな・・・と続く詩があった。

目をつぶると菜の花の黄色が広がる。きれいな光景。 

でも

一面のドクダミ

一面のドクダミ・・・うーん。摘んでも、摘んでも減らない。

一緒に摘んでいる友人がぶつぶつ言っている。

「お願いだから、このお花にも少し場所を譲ってね。よろしく」

どこまでも領土を拡大するロシアを連想してしまう。

でもドクダミはきっとお願いをきいてくれるよ。ロシアと違ってね

さて、ドクダミをリカーにつけ終わった頃

このお庭は一面のミョウガ、一面のミョウガ・・・になるに違いない。

もの忘れしない程度に美味しくいただこう。

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