骨粗鬆症と診断され、5年くらいほったらかしにしていたが、「やっぱり骨折したら大変」と一念発起して整形外科に行った。
お医者さんは「骨を破壊する細胞が働きすぎているので、抗体を作るために注射とお薬で治療をしましょう。一生続けなくてはいけませんよ」とこともなげに言う。
「はい」と私は神妙に答える。
看護師は「半年に一度の注射なので、次はお正月が明けてからにしましょう」と言って注射をした。
その日のうちにこれまた放っておいた歯科治療に行った。
そういえば整形でもらったパンフレットに「歯科に行くときは骨粗しょう症の治療をしていると伝えてください」と書いてあった。
歯医者の治療台で先生に伝える。
「先生、私骨粗鬆症の治療で今日注射をしてきました」
「えっ!注射してきたんですか?なんという注射ですか?」と矢継ぎ早の質問。
え~。私何か悪いことしたの~
歯医者さん曰く「抜歯の際には非常に気を付けなくてはいけない。以前に同じ治療をしていた患者さんがいてとても大変だった。あなたの歯の治療はこれからなのに・・・」と、とても無念そう。
そんなこと言ったって・・・
幸い私は今すぐ抜歯しなければいけない歯はないそうだ。
整形では特に説明してくれなかったよ。パンフに書いてあるから自主申告したのに。
でもどちらも私には必要。頑張って歯磨きして歯を大切にしよう!
だって私はさっき歯医者の階段を踏み外して転んで、「これで骨折したら大変!」って思ったばっかりだから。
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