芋たこなんきん

NHK連続テレビ小説の2006年度の下半期の作品がNHKBSで再放送されている。小説家、田辺聖子の半生をモデルにした作品。放映された時も面白くて楽しみにしていたが、今回の再放送も毎回楽しみにしている。喜劇俳優の王様、藤山寛美の娘である藤山直美の演技に引き込まれる。國村隼の相手役もうまい。懐かしい昭和の服装や生活道具は目に優しい。

「老い」がきた私たち世代に当時を思い出し、自分と重ねて初々しさを取り戻させる。「ああ、あの服装」「ああ、あの電話、ちゃぶ台」「みんなで朝の食事をした時の何気ない会話」・・そして死語になったかもしれない「団欒」。思わず、笑みが溢れる・・このTVを見ている15分間は幸せな気分になってニヤニヤしてしまう。まあ、自分の時間を占領される、オキュパイ(occupy)される。

ん、これはどこかで聞いたことがある。回想法か?

認知症の年寄りを集めて昔の写真や洗濯板などの当時使用した道具、映画などを見ならがら、当時のことを語ってもらう療法だという。そうか、特別に回想法をやっている病院に行かなくても、日常やっていると効果あるのかな。

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