やる気がない

どうしたらいいのかな。朝はだるくておきられない。何とか起きても、身体がうごかない。眠い。仕事しなくては。パソコンをひらく。「何するんだっけ?」「えーと、今日中にやらないといけないのは、なんだっけ・・?」という具合。コーヒーを飲もう。とびきり濃いやつ。入れるのも面倒だ。新聞を手に取り、ざっと目を通す。お気に入りの記事だけ目をとおす。TVニュースと同じ話題は、読み飛ばす。本日もスポーツ欄は「大谷」「村上・・」明るい話題が少ないときは、スポーツの有名選手の活躍が気分を明るくしている。世間の方も同様だろう。

・・・コーヒーも、いまひとつ決まらないなあ。

あれ、こういう症状、なんというんだっけ。めっきり言葉がでなくなった。そうそう、「うつ」「老年期のうつ」

まず、「やる気がおきない」、「おっくう」このことかもしれないね。

「やりたくない」のではなく、「やりたいけど、気持ちと身体がうごかない」そうかもしれない。どんな励ましもとどかない。かえってひがみ根性になる。「いいわね、あなたは活動的で。私、全然ダメ、価値のない人間なの、消えたい、この世から」

世の中にはこのような「お年寄り」がおおいのだろうか。どうしたら元気づけることができるのだろうか。一説には、太陽をあびる、ホルモン療法、趣味に取り組むなど・・

どちらにしても自分からうごけないのだから、だれかにむりやり連れ出してもらうしかない。連れ出してもらっても、動きたくない人をどうやって動かすのだろう。相手も楽しくないだろうし、そんなこと、お金をもらっても嫌だろうな。わたしだったらいまはやりの「自己責任」とかいって、ベンチに置き去りにしてさっさと買い物にいってしまうかもしれない。

あれあれ、何時のまにか自分と相手がいれかわっている。もう一度うつ症状の自分に戻ろう。

ベンチに置き去りにされた自分はどうするだろう。「燦燦と降り注ぐ太陽」「公園」「子供」「赤ちゃん」「親子づれ」「ママたちのおしゃべり・・」あれ、なんだか楽しくなってきた・・ぞ!。

想像するだけでもいいのかもしれないね。公園にいって子供の遊ぶ声を想像したり、百貨店で爆買いを想像したり。うふふ・・楽しい。

これ、安あがりでいいじゃないの。

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