運動脳という本に刺激されて、朝歩き始めた。いろいろと見えてくる、感じるものがある。
体が動くことがうれしい。しっかりとスニーカーを履いて歩き方を気を付けると30分から１時間歩いても平気になった。「あー。歩けるな」以前は外反母趾気味で親指の付け根あたりが痛くなっていたが、大丈夫だ。大きく深呼吸しながら胸を張って前をみて歩く。
それから、景色を楽しむことができる。川沿いの散歩道を歩いているので、せせらぎの音、鳥の鳴き声、日々色を変える紅葉、裸になった木々。風の冷たさ、朝焼け、山の雪。 ああ世の中はこんなにきれいだったんだなあ。
ずいぶんいろいろな人が歩いている。走っている。今日もあの人は元気に歩いている。今日は私のほうが少し遅かったな。マスク越しの「おはようございます」のあいさつ。みんな自分の健康管理かな。ラジオ体操をしているグループもある。
お花の世話をしてくれている人。散った落ち葉のお掃除をしてくれている人。朝からみんな元気に働いている。なんだかとてもいいな。
元気に家に帰ってからは大忙し。シャワーを浴びて洗濯をして、お味噌汁を飲んで・・。今までのんびり支度していたことを短い時間で行わなくてはいけない。生活習慣を変えることはなかなか大変だ。でもまあ、ここでくじけてはいけない。これからの長い？人生をじぶんで管理しなければいけないのだから。
さて、職場についたら少しゆっくりしてコーヒーを飲んでから仕事を始めようか。ふふふ。
目下の心配は雪が降ったらどこを歩こうかということかな。
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