こんにちは 母さん

映画

山田洋二監督 吉永小百合と大泉洋の出演する「こんにちは母さん」を封切初日に見てきました。

山田洋二監督の「母べえ」「母と暮らせば」に続く「母」3部作の集大成となる作品です。

盛岡の映画館の観客は多くはなかったのですが、とても楽しく大笑いして見てきました。

吉永小百合の美しさやいつまでも初々しい魅力はもちろんですが、大泉洋との取り合わせの妙がなんと

も言えず良かったです。

以下印象に残ったセリフや場面を二人でそれぞれ感想を述べてみたいと思います。(ネタバレ含む)

ミモザ
ミモザ

吉永小百合が亡くなった足袋職人の夫について語るシーン。足袋の寸法をどんなに丁寧に測ったかを実際に行って見せる。うーーん。ドキドキする。セクシー!

ちの
ちの

息子の家庭環境を心配して、書類に「しっかりハンコを押せたかい?手が震えなかったかい?」

とたずね、「私に手助けできることはない?あるの?じゃあ、母さんの出番だね。」と息子の役に立てることを、本当にうれしそうに語る

ミモザ
ミモザ

田中泯もよかったね。自転車にあんなに空き缶をぶら下げてよろよろしながらも決して人の手を借りようとしない。戦争体験がそうさせるのか、一人でも生きていく気概というかね。「若い時は女で苦労した。今はいなくて苦労する・・」「とかく女は厄介だ」というセリフが「生きる」本質を表していて、田中泯、ぴったりの役だ。

ちの
ちの

息子が生まれた日は隅田川の花火の日で、世界中がお前が生まれたことを祝福してくれているようだった。と花火を見上げるシーン

ミモザ
ミモザ

本当に面白かった。と、一言で終わっちゃうけど、生きるっていいな、老いてもこんな感動することができるんだもん。へへ。

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